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研修中の産業医からの
メッセージ

産業医
島田 航
資格・認定日本医師会認定産業医
労働衛生コンサルタント
所属:
神栖産業医トレーニングセンター
経験豊富な指導医、切磋琢磨できる仲間と
臨床医だけでは得られない視点を
元々は、初期研修中に興味本位で産業医の資格を取得していた程度でした。臨床医として後期研修を行う中で、予防医学の重要性を感じるようになり、せっかく取得した産業医資格を活かしたキャリアも積みたいと考えるようになりました。
産業医として修練を積むにあたり、様々な選択肢があるかと思いますが、私が当センターでの研修を選択して良かったと思える点に、経験豊富な指導医の存在、切磋琢磨できる仲間の存在があります。
私は臨床の傍ら、嘱託産業医としての活動を開始していたのですが、周りに産業医をしている知り合いもおらず、常に「本当にこれで正しいのだろうか。企業に貢献できているのだろうか。」という思いを抱きながら産業医としての活動を行なっていました。
産業医はその性質上、同一の施設や事業場で多くても数人程度の規模で活動していることが多いかと思います。一方で当センターには統括産業医の田中完先生をはじめとして、様々なバックグラウンドを持つ15名以上の産業医が所属しており、いつでも気軽に相談することができます。相談をする中で、より正解に近いものを考えることができ、自信を持って産業医業務ができるようになりました。

漠然とではありますが、当センターで得た知識や経験を活かしながら、臨床との二刀流で地域に貢献していきたいと考えています。
センターには、臨床を継続しながら「社会医学系専門医」や「日本産業衛生学会専門医」を取得できるプログラムがあり、臨床のスキルを維持できるだけでなく、産業医として従業員の方々と接する中で、臨床医としてだけでは得られなかった視点も身につけられているように感じます。
また、鹿島臨海工業地帯ならではの数多くの有害業務が経験できるので、今後様々な業種でも対応できるような汎用性の高いスキルが身につけられると考えています。
「KOMET産業医センター」は同じ志を持った仲間と真剣に「産業医」に向き合える数少ない環境だと思います。産業医に少しでも興味のある方、産業医としての研修先を検討している方はぜひ一度見学にお越しください。

産業医
亀山 嘉志人
資格・認定日本医師会認定産業医
労働衛生コンサルタント
所属:
神栖産業医トレーニングセンター
「長く健康に働ける社会」の実現へ
多様な現場で即戦力となるスキルを得る
私が産業医を志したのは、「長く健康に働ける社会」の実現には、働く人々の心身の健康を現場で支える専門家の存在が不可欠であり、それこそが日本の医療の未来を良い方向に変える力になると確信したからです。
キャリアを考えた際、多様な産業が集積する神栖市は、化学工場のような大規模な事業場から地域に根差した教育現場まで、ありとあらゆる業種の産業保健を実践的に学ぶ上で、非常に適した場所だと考え、この地で活動しております。
現在、私は6社の嘱託産業医として、大規模な化学工場から小学校まで、多岐にわたる現場で活動しています。神栖という地域が持つ最大の魅力は、まさにこの「産業の多様性」です。様々な業種の事業場が近接する環境で、私たち産業医は多様な実務経験を積むことができます。
また、センター全体では毎週カンファレンスを開催しており、先輩方が現場で得た知識や実務スキルを共有しています。多様な現場で即戦力となるスキルを実務を通して学べるこの環境が、当センターならではの強みであると考えています。

私の目標は、「長く健康に働ける社会」を作ること。その実現のために、私は産業医になりました。
働く一人ひとりが心身ともに健康で、いきいきと能力を発揮できることこそが、企業の成長、ひいては社会全体の活力の源泉です。働く皆様の健康維持・増進に貢献できるよう、日々の産業医活動に真摯に取り組んで参ります。
産業医としての専門性を高めたい、実践的なスキルを最前線で磨きたいと考えている先生にとって、神栖市は最高のフィールドです。
多様な産業が集まるこの場所での経験は、どんな教科書からも得られない貴重な財産となります。働く人々の健康という、社会の根幹を支える仕事に、大きなやりがいと誇りを感じられるはずです。産業医という仕事に少しでも興味がある方は、ぜひ一度見学にいらしてください。意欲ある先生方と、この神栖の地で共に活動できることを楽しみにしております。
内容は2022年7月取材当時のものです。

産業医
大野 吉史
資格・認定医学博士
産業医を目指す方に自信をもって
勧められる、優れた研修環境です。
医学部(千葉大学)に進学した当初は、「産業医って何だろう?」という程度の認識でしたが、4年次に衛生学の講義を受けてから産業医のことを知りたいと思うようになり、6年次には産業医の勉強会に参加するほど強い興味を持ちました。
産業医を目指すため、「社会医学系専門医」を取得するに相応しい研修の場はどこなのか、初期研修後の進路を千葉大学の衛生学の教授に相談すると、当時、日本製鉄(株)の産業医であった田中完先生(現・神栖産業医トレーニングセンター統括指導医)がプログラム統括責任者をされていた「鹿島臨海工業地帯社会医学系専門医研修プログラム(3年)」を紹介していただき、こちらでお世話になることにしました。
プログラム3年目の2022年からは田中完先生が新たに開設された「神栖産業医トレーニングセンター」で研修を行っています。当センターが開設されたことで、これまで鉄鋼業を中心としたものから、化学工場、システムエンジニア、人材派遣業、サービス業といった経験できる業種の幅も大きく広がり、産業医としてありとあらゆる業種の知識、スキルを実地経験によって学ぶことができるようになるなど、さらに充実した研修ができるようになりました。

「社会医学系専門医」を取得後は、「日本産業衛生学会専門医」、さらに「労働衛生コンサルタント」の資格取得も目指したいと思っています。
当センターの鹿島臨海工業地帯を主な舞台にした研修は、産業医として重要な役割である有害業務への対応スキルを、ありとあらゆる業種で経験できることが大きな特徴です。さらに田中完先生を始めとした経験豊富で優れた産業医の先生方による手厚い指導など、充実した質の高い教育を提供できる産業医のトレーニング施設は全国でもここだけではないでしょうか。
また、私は現在、千葉大学で基礎研究もしており、非常勤講師として千葉大学に籍を置きながら産業医としての研鑽に励んでいます。こうした柔軟な働き方ができることも大きな魅力だと思います。少しでも産業医に興味がある方は、ぜひ一度見学に来てください。「神栖産業医トレーニングセンター」は産業医を目指す方に自信をもって強くお勧めできる場所です。
内容は2022年7月取材当時のものです。

産業医
小野 嘉史
資格・認定日本麻酔科学会専門医
麻酔科標榜医
他分野からの転向でも、安心して
産業医を目指すことができます
卒後7年目まで麻酔科医として働いていましたが、産業医の道に進むため2020年に田中完先生(現・神栖産業医トレーニングセンター統括指導医)が、当時、プログラム統括責任者を務めていた「鹿島臨海工業地帯社会医学系専門医研修プログラム(3年)」に参加しました。現在はプログラム2年目であり、1年目は日本製鉄(株)で、2年目の2022年からは新たに開設された「神栖産業医トレーニングセンター」にて研鑽を積んでいます。
産業医については教科書などを読んである程度のことは分かっていましたが、実際に産業医を経験して大きなギャップを感じたことは、メンタルヘルス対応の割合が思った以上に大きなウエイトを占め、教科書で学んだだけではとても対応できない事例であふれていることでした。こうした教科書には載っていない実現場で活かすことができる対応力や知識を、経験豊富な指導医の先生方が実地経験を通していろいろと教えてくださるなど、当センターは産業医としての確かなスキルを獲得できる環境にあります。
また、私は週に一回、麻酔科医としても働いていますが、産業医として研鑽を積みながら別分野の医療も続けられる柔軟な研修体制も魅力でしょう。

研修プログラムは3年コースで、「社会医学系専門医」を取得することができ、プラス1年で「日本産業衛生学会専門医」の認定試験を受けることができます。当センターの素晴らしい研修環境をフルに活用して専門医資格の取得はもちろん、勉強できることは全て吸収していきたいと思っています。
トレーニングの場となる神栖市は、日本有数の工業集積を有するコンビナート地域です。メンタルヘルス対応だけではなく、デスクワークを主とするオフィスでは診ることができない多彩な業種の有害業務もしっかり経験できる地理的な特徴だけではなく、親切で教育熱心、経験豊富な産業医の先生方から、実際の現場で役立つ幅広い知識やスキル、考え方を吸収できるという、人に恵まれた環境も大きな特徴です。
私の場合、麻酔科医からの転向であり、さらに知らない土地に来るという2つの不安がありましたが、充実した研修環境と教育体制、人間的にも尊敬できる先生方、さらに神栖市の人たちの穏やかであたたかい人柄など、不安に思っていたことは全て杞憂でした。産業医を学ぶ施設は全国にいくつかありますが、そのなかでこの場所に来たことはすごく幸運なことだと感じています。